寂円寺徒然日記
新年あけましておめでとうございます。

 


新年あけましておめでとうございます。
昨年もこのブログを読んでいただいてありがとうございます。

何人かの方に声をかけていただき、また直接お話しする機会がとれて嬉しく思っています。

今年も肩の力を抜いて、感じたことを感じたままにゆるりと更新していきたいと思っています。
またこれをきっかけに、たくさんの方とお話しができたらと思っています。

よろしくお願いいたします。

さて、先日新年早々に、上野動物園にいってきました。
まだ3日だというのに、たくさんの人たちがきていて、賑わっていました。

そこで感じたんですが、よく白い鳩が平和の象徴だといいますが、なんとなく自分にとっては、鳩よりも、象を見ると平和だなぁと感じることがあります。

象の檻の前でたくさんの子どもがへばりついて、親子で象を見ている光景をみてると、日本は平和だなぁと感じるわけです。

昔国語の教科書にあったトンキーの話しがの影響を少なからず受けているのかもしれないですね。

そして、やっぱり平和が一番だねと口に出して思ったのは、やっぱり平和が一番と、10年前にいった自分と、やっぱ平和が一番だという今の自分は同じ言葉を発していても全然違っていて。

この10年の中で、いろんな想いや経験をして、平和の意味も、多面性も、10年前よりはすこしくらい見えるようになってきて、平和というものにのせている意味も想いもぜんぜん別物だと思います。

でも言葉にすると10年前となんらかわらない。平和が一番だね。になるわけで。

いろんなものが一周して同じところにもどってくる感覚というのはこういうことなのかもしれないなぁと思ったわけです。

そんなことを考えていたら、ふと岡本太郎さんが、晩年、やっと子どものころに描いた絵に近づいてきたなぁといっていたということを思い出しました。

そしてそんなことを考えながら、ツキノワ熊のところにくると、なぜかここでいつも、動物園の動物は幸せかなのか幸せじゃないのか?という疑問が思い浮かぶわけです。

そしてそれをいつもペンギンのあたりまでそれをいつも考えて歩くんですが。いつも違う答えが浮かんでは消え、何度この疑問を考えたのかわかりませんが、言葉にするのは難しいのですが、

今回思ったのは、檻の中にいる動物は、きっと幸せだとか、不幸せだとかないんだろうと思いました。

いうなれば幸せだし、いうなれば不幸せなのかもしれません。

草原を走り回ってるほうが幸せだよと思うのはあくまで、自分の想いにすぎなくて。幸せっていう基準が考える人間の数だけ存在する以上、その質問に明確な答えはないのかもしれません。

そして、そういうことをうっかりにでも、考えて、Aが幸せなんだろうか、それともBの方が幸せなんだろうか、と考えてしまう行為自体が人間が苦しみにいかにとらわれているかというなによりの証拠なのかもしれないなぁと・・・Aを離れBを離れることが中道か・・・と。うまく伝えられませんが、

そんなことを白クマの顔をみながら思ったわけです。

それと、余談ですが、いま上野動物園にはパンダがいないんですが、年内にはパンダがもどってくるかもしれないそうです!パンダのいない上野動物園はなんか、みかんののっていない鏡餅のような気がしてしまって、上野動物園にはパンダが戻ってきて、やっとなんかしっくりくる感じがします。

さてそんなこんなで2010年が始まります。

今年も皆様にとっていい歳でありますように。

合掌

 

副住職

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