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幼稚園では新学期がはじまり、はやくも1ヶ月がすぎました。
子どもたちも生活にだいぶ慣れてきたようで、はじめは毎日泣きながら来ていた子どもも、もう1人でさっさと教室に入り1人で着替えて外に遊びに行きます。
本当に、いままでできないことが、どんどんできるようになる。この成長のスピードには毎年毎年驚かされます。そして毎年、自分はこの1年でなにができるようになったんだろうと自問自答して、反省するわけです。
そんな子どもたちですが、おかえりの時間に、お母さんがお迎えに来た時にみせるふと力の抜けた表情みると、ああ1日頑張っていたんだなぁとしみじみと感じるわけです。
きっとGWもあけてすこしまた泣いてる子どもたちも増えるかもしれませんが、これからが夏本番、たくさん遊んで、幼稚園でしかできない経験をたくさんさせてあげられればと思います。
副住職
遠藤 正樹
副住職さま
成長のスピード拝読させて頂きました。健気な感じがとてもいいですね。心温まります。ありがとうございました。『幼稚園でしかできない経験をたくさんさせてあげられればと思います』はいいですね。子供を預かるのですから、ご苦労も多いと拝察しますが、人の成長にかかわっていけると言うのはとても羨ましいです。がんばって下さい。
さて、怒らない、を主題とした仏教徒の本を読みました。それが出来ればと思うのですが、難しい処です。凡人は怒りとどう付き合っていけば良いのでしょうか。何かヒントを頂戴出来れば幸いです。
遠藤
副住職
怒りと付き合うというのはとても難しい問題ですね。
しかし、怒りが湧いてきたときに、自分がなぜ怒っているのか、ということを突き詰めていくということが大切ではないかと思うことがあります。
多くの場合怒りの中には、自分の欲求が思い通りにならないことや、思う通りにいかないことに対するいら立ちなどが含まれているかと思いますが、人間は、自分の手の外にあるものははじめから思い通りにならないものだという自覚があればすこしは怒りも和らぐのかもしれません。
それもまた他力本願の入口であるような気がします。