寂圓寺 > 寂圓寺徒然日記
誰かになにかをしてあげたいと思う気持ちは意識的に起きるものでなくて、自然とわいてくるものであって、なにかを守りたいとか力になりたいというのは、そこに本当は理由なんかないんだと思います。そういう気持ちがわいてくるということが人間のすばらしい部分で、そこだけは間違いなくて、それを否定したら人として大事なモノを見失ってしまうのではないかと思います。ただそこでなにができるか考えたときに、人は、自分の経験と...
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今全国で、伊達直人という名前で、孤児院や施設にランドセルや寄付が届けられているそうです。日に日にその数は増え、マスコミでは現代の美談として連日テレビでも取り上げられているようです。その件について、友人が何か違和感があるよねと話しているのを聞いて、その件について自分なりにも考えてみました。なにかすぐに自分の手の中にあるものと結びつけるのは悪い癖だと思うのですが、これこそまさに親鸞聖人の述べられた「悪...
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2011.01.08
あけましておめでとうございます。
新年明けてだいぶ立ってしまいましたが、今年初の更新です。今年も新年からたくさんの方にお参りいただき、お墓にはたくさんのお花が上がっていました。巷では宗教離れなんて言うけど、そういう光景をみると安心するような気がします。また新年からたくさんの方とお話をさせていただき、改めてコミュニケーションをとるということは大切なことだなと感じました。お寺にいると、年齢や世代を超えていろんな方と話ができるということ...
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