幼稚園では、無事に入園式も終わりはじめて親元をはなれ、社会に踏み出してきた子どもたちがたくさんはいってきました。
朝幼稚園に来るときに、お母さんから離れられず泣き叫んでいる子、しっかりといってきますといって離れては見るものの、お母さんの顔が見えなくなったとたんシクシクと涙を流す子、1日しっかりと過ごしていたのに、帰りに迎えに来たお母さんの顔をみたとたんに泣いてしまう子。
子どもたちにとってこの時期は毎日が戦いです。心と体のすべてをつかって身体全体で成長をしています。
この時期の子どもたちを見ていると、1日1日、目に見えて成長していることを実感させられます。
そして、先日園に鯉のぼりをだしました。
その鯉のぼりを指さして、ある子どもが「こいぼろり」と言っていました。
惜しい。
鯉のぼりには「子どもたちが元気にすくすく育つように」という願いが込められています。子どもたちが、日々すくすくと元気に怪我なく今年も1年過ごせるようにがんばりたいと思います。
遠藤 正樹
副住職さま
「こいぼろり」拝読させていただきありがとうございました。それぞれのドラマがあるのですね。幼年時代の何年かをすくすくと元気に怪我もなく育つ環境整備のご苦労いかばかりか察せられますし、また大きなやりがいも感じて居られることと存じます。幼児教育の重要性は国際的な研究でも実証されておる由、まさにピッタリの天職ではないでしょうか。がんばってください。
遠藤
副住職
ありがとうございます。社会の流れが変化する中で、時代に合わせた幼児教育のありかたを考えていくというのはとても難しいことです。
ですが最後はシンプルに、子ども達が日々楽しくわくわくすごせるような環境作りができるようがんばりたいとおもいます。