日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
気づけば桜も見頃を過ぎて、
満開に気づけないくらいに
あっというまにこの1ヶ月を駆け抜けてきたように思います。
3月にはいりコロナウイルスが世界中で猛威を振るい、
あたりまえの日常が一変してしまいました。
日々多くの情報や、様々な人たちの想いがあちこちで交錯して、
そのひとつひとつに、脊髄反射で心揺さぶられ、
気づくと心も身体も疲弊してきているように思います。
そんな時に、先日幼稚園の園庭の手入れをしました。
新学期に向け、草取りをして、植物を植栽したり、
ひたすらに1日土いじりをしていました。
すると不思議と心が落ち着くような気がしました。
目に見えぬ不安や、
日々変化する情報や
様々人たちの思惑や
反射的にわいてくる感情、
*
過ぎ去れることを追うことなかれ。
いまだ来たらざることを念(おも)うことなかれ。
過去、そはすでに捨てられたり。
未来、そはいまだ到らざるなり。
されば、ただ現在するところのものを、
そのところにおいてよく観察すべし。
揺らぐことなく、動ずることなく、
見きわめ、ただ実践すべし。
ただ今日まさにすべきことを熱心になせ。
たれか明日死のあることを知らんや。
まことに、かの死の大軍と、
遭わずというは、あることなし。
よくかくのごとく見きわめたるものは、
心をこめ、昼夜おこたることなく実践せよ。
かくのごときを、一夜賢者といい、
また、心しずまれる者とはいうなり
*
遠藤 正樹
副住職さま、
「一夜賢者の偈」拝読させていただきありがとうございました。お元気で日々過ごされておられるご様子なによりです。なにせ相手は原始的なウイルス。こちらもジッとしておればいいようなものですが、何をカン違いしてか紙を求めて歩きまわる始末です。人間は教えても無駄という歴史観に安堵する処で一夜賢者とはほど遠い毎日です。わが菩提寺にて賑やかなひと時をすごす日の近からんことを祈っております。
遠藤 正樹
副住職
こちらは家族ともどもなんとか持ちこたえております。
子どもたちは毎日家にいてだいぶ持て余しているようですが・・・
本当に1日もはやくもろもろの問題が終息し、
マスクをせずに皆様にお会いできる日を心待ちにしております。
まずは遠藤様、ご家族も皆さんお身体おきをつけください!