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幼稚園では新学期が始まりました。
緊張した面持ちの子どもたちもいますが、1日1日と表情が和らいでくる様子に頼もしさと成長を感じます。
早速に始まった川作り、はじめて出逢った、3歳から5歳の子たちが、右往左往しながらひとつを遊びを進めていくのを眺めながら、
目の前で、ぐんぐんと色々なことを吸収していく子どもたちの成長のスピードに驚かされます。
阿弥陀経の中に、青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光という言葉があります。
浄土に咲く蓮の花の様子を表した言葉です。
「青色には青い光、黄色には黄色い光、赤色には赤い光、白い色には白い光」
あたりまえのことのようですが、私たちは知らず知らずのうちにその色を比較し、優劣をつけ、正解と不正解をつけたがります。
浄土ではそのような優劣はなく、それぞれがそれぞれのままに輝いているということです。
それが仏の願いであり、私たち一人一人にかけられた本願なのだと思います。
毎年、この時期の園庭を見ているとそんな言葉を思い出します。
副住職
遠藤正樹
副住職さま、
「新学期が始まりました」拝読させていただきありがとうございました。この時機の日常風景をとり戻されてよかった。それぞれがそれぞれのままに輝く。いい言葉です。現実社会ではとかくああせいこうせいが多いようですが、先ずは自分が輝く努力をめげずにやっていくことが大切ではないかと思いました。ワクチンの順番が来ましたら現役の皆さまにご迷惑をかけないように接種させていただきます。寂円寺の皆さまにお合いできる日の早からんことをお祈りしております。
遠藤 正樹
副住職
これからまだまだ世の中の情勢も不安定な中でなにがあるかわかりませんが、こういうときだからこそ、まずは足元を確認しながら、まずはできることを粛々と進めていくしかないですね。
またお会いできるのを楽しみにしています!
お身体にはくれぐれもお気をつけください。