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皆様あけましておめでとうございます。
今年は修正会からたくさんの方にお参りいただきありがとうございました。
そして先日、寂円寺では新年会が催されました。
年のはじまりにふさわしく、今年はすばらしい音色と祝福に満ちた、あたたかなひとときとなりました。
お迎えしたのは、尺八演奏家の松本宏平さん、津軽三味線奏者のピエール小野さん、そしてチンドン屋の豆太郎さん。
尺八と三味線の生演奏は、やはり格別です。空気を震わせながら響く音色は、耳で聴くというよりも、胸の奥にすっと染み入ってくるようで、自然と心が静まり、深く整えられていくような気がしました。
また、チンドン屋豆太郎さんによる奉納の大黒舞い、そして獅子舞は、新年の門出を寿ぐにふさわしい華やかさで、場を一気に明るく包み込みました。笑顔と拍手が広がり、「おめでとう」という言葉が、音とともに寺に満ちていく、そんな印象的な光景でした。皆さんが笑顔で獅子舞に噛まれている姿もとてもあたたかい微笑ましい光景でした。
尺八は、もともと仏教と深い関わりをもつ楽器です。かつては修行の道具として吹かれ、「音を出す」ことそのものが、呼吸を整え、己と向き合う行でもありました。その音色が、いまこうして新年の場で響くことは、私たちに「立ち止まり、耳を澄ます」大切さを、そっと思い出させてくれているように思います。
にぎやかさの中にも静けさがあり、楽しさの奥に深い安らぎがある。
新しい年もまた、さまざまな出来事に心を揺らしながら生きていく私たちですが、こうしたひとときが、日々の歩みを照らす灯となれば幸いです。
今ここにあるご縁といのちを味わいながら、一日一日を大切に重ねていきたいものです。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
副住職