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最近パソコンに向かう時間が多い上に、読みかけの本が何冊かあるし、睡眠しているとき以外にはほぼ眼を酷使している気がします。ほんとに自分の好きなことは目に負担がかかることばかりだなと思います。
先日目からくるものだとは思うのですが、いよいよ頭痛がしてきたもので整体にいきました。
30分ほど首肩頭、腰まで全身施術してもらいました。
そして施術が終わって外に出たら、ものすごいよく目が見えるようになっていました。きっとの眼の神経や首回りがほぐされたのもあるし、少しの間目を閉じて休めていたのもあるのでしょうが、気のせいではなくて、あきらかによく見えるんです。
眼のいいひとにはわかりづらいかもしれませんが、眼が悪い人がはじめてメガネを作ってかけたときに、「ああ。世界はこんなに鮮やかだったんだ」と思うようなものです。
その時にふと、さっきまでの状態でしばらくあたりまえに過ごしてたけど、今になったらあの状態はあんまりよく眼がみえてなかったんだなと気付かされたと同時に、なんとなく仏教や宗教というものもそういうものなのかもしれないなと感じました。
見えるようになって初めて、あんまり見えてなかったということに気づいたわけです。見えるようになるまでは、それで充分見えていると思っているわけです。
人間は対比の中でいろんなことに気づかされます。どんな時でも必ずしもいまの状態がベストであるということもありえないし、今わからないこと気づけないことということがたくさんあるということを知っているかいないかということはとても大事な問題ではないかと思いました。
そこに自覚というものの根本的な部分があるような気がします。
遠藤 正樹
17日掲載拝読させて頂きました。
そうですか、整体は効き目がありますか。小生も読書が好きな性質ですが、目が疲れて切り上げざるを得ないのが辛いところです。QUALITY OF LIFEは五感が決定してしまう処が大きいと実感しておりますので自分に合ったメンテは積極的にトライしていくべきかも知れません。
最近では五感の劣化に加え、惚け症状も出てくる始末で実に往生しておりますが、女房もいい調子で惚けてくれており、粗忽夫婦で仲良くやっております。この劣化と言うものも味のあるもので、従来ならカッカとさせられたものが余り気にならなくなったと言う按配で、これはこれでいいのでは無いかと自らを慰めております。
遠藤 拝